センター便り

安全な血液の供給4

2016年11月 4日 13:52


 前回までの記事で、血液製剤についてご紹介してきました。kyokyu01.PNG
 今回は、血液製剤の配送についてご紹介します!



●広島県内全ての医療機関に配送します!
 広島県赤十字血液センターでは現在17台の献血運搬車を保有しており、(広島センター11台、福山供給出張所6台)
 広島県内全ての輸血を必要とする医療機関へ血液製剤を配送しています。
 他、隣県の血液センターとの中継にて血液を受け渡すこともあります。

kyokyu02.PNG

●緊急時には、サイレン!kyokyu03.PNG
 患者さんの容態の急変、緊急手術や大きな事故が発生した時などには緊急を要する要請も入ります。
 医療機関からの要請でパトライトを点灯し、サイレンを鳴らしながら、緊急走行にて配送します。(緊急自動車)

~緊急自動車ってなんだろう?~
 緊急自動車の定義は、道路交通法第39条第1項括弧書きに「政令で定める自動車で、当該緊急用務のため、政令で定めるところにより、運転中のものをいう」と規定されています。
 つまり、緊急自動車は、
 1.公共、公益的な機関の自動車(道路交通法施行令第13条で限定)で公安委員会の指定申請が済んでいる車であること
 2.それぞれの緊急用務を遂行する目的 であること
 3.サイレンを鳴らし、かつ、赤色警光灯をつけて走行していること
 4.運転中であること
 のものをいい、この4つの要件を満たしてはじめて法令上の緊急自動車となり、各種の優先や特例を受けることとなります。

 当センターの車も、道路交通法施行令第13条により、パトカーや救急車、消防車のように緊急を要する際にはサイレンを鳴らしながらの運転が許可されており、一日平均1~2件ほどの要請があります。

kyokyu04.PNG

 緊急走行中は、追い越し禁止区域での追い越しや、赤信号での交差点等の進入など、いくつかの特例が認められています。
 とはいえ、運転に危険はつきものです。
 サイレンの音に気づかず、歩行者や車が停車している車の陰から飛び出してきたり、たくさんの車が行き交う大きな交差点を対向車等に注意しながら進んだり・・・。サイレンを鳴らしているからといって注意を怠っていては大きな事故につながります。
 毎朝のミーティングで日々の安全運転の喚起を行ったり、勉強会を開催し、危険予測等について学ぶなどして事故防止に努めています。

 みなさんにはご迷惑をお掛けすることも多々あるかとは思いますが、患者さんのもとに少しでも早く血液製剤を届けるために、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします!

カテゴリー:
記事検索